Acer Android NetBook リカバリ
Acer Android NetBookのリカバリ手順についてまとめてみました。
リカバリDVDの作成
まず最初に、リカバリDVDが付属していないので作成する必要があります。
作成手順は、下記になります。
- 適当なUSB DVD-ROM DriveをAcer Android NetBookに挿す。
- スタートメニューの Programs > Acer > Acer eRocovery Management を起動する。
- 「Create Factory Default Disc」をクリック。
- DVD-RをDVD-ROM Driveに挿入。
- 「Start」をクリックすると、Factory Default Discの作成が開始されます。
- 前画面に戻り、「Create Drivers And Applications Disc」をクリック。
- 「Start」をクリックすると、Drivers And Applications Discの作成が開始されます。
以上で、リカバリDVDの作成が完了します。作成した2種類のDVDのうち、実際にリカバリに使用するのは、Factory Default Discになります。
HDDの交換
リカバリに失敗してOS環境を壊してしまう恐れがあったため、HDDを交換しました。
画像左の金属に覆われているのが、HDDです。
HDDの交換は、特別な工具は必要なく+ドライバーだけで交換できました。
Western Digitalの2.5インチ160GB HDDが挿さっていたので、余っていた同一容量の160GB HDDと交換します。
リカバリ
リカバリ手順は、通常のノートPCのリカバリ手順と殆ど変わりません。
Factory Default Disc 1をDVD-ROM Driveに挿入してAcer Android NetBookを起動するとリカバリウィザードが起動するので、あとはその手順に従えば、Windows XPとAndroidがリカバリされます。
ただ、注意点が1つあり下図のようにAndroid用のパーティションを作成する必要があります。
C:ドライブが、Windows XPのパーティションになり、
D:ドライブが、Android用のシステムイメージファイルが置かれます。
とりあえず、両方のパーティションをFAT32でフォーマットしておくとリカバリに成功しました。
以上で、リカバリ手順は完了です。
これで、いつでも出荷時の状態にリストアできるようになったので、Android部分の解析に取りかかりたいと思います。