AndroidのソースファイルをEclipse上から参照する

注意Eclipse 3.4 + Android SDK 1.5pre + Windows XPで検証しています。

Androidの開発をEclipse上で行っていると、Androidのソースを参照したい場合があります。

Eclipseでは、Javaライブラリの設定でソースファイルの場所を設定すると参照してくれますが、
Android SDK 1.0では、ソースファイルの場所を設定できません*1

Android SDK 1.5preでも、ソースファイルの場所を変更できませんが、デフォルト値("sources")のファイル名でソースファイルをzip圧縮したファイルを置けばいいみたいです。

設定手順は、下記になります。

Android SDK 1.5preのインストール

  1. Android SDK 1.5preをダウンロードして、適当なディレクトリに展開しておきます。

ここでは、"C:\Bin\android-sdk-windows-1.5_pre"ディレクトリに展開したものとします。

Androidソースファイルの準備

Androidソースファイルを圧縮したzipファイルを作成します。

  1. Adnroidのソースファイル一式をダウンロードしてくる。
  2. ソースファイルから*.javaファイルをディレクトリ構造を保ったまま抜き出し、一つのディレクトリにまとめる。
  3. jar等で圧縮する。圧縮ファイル名は、"sources"にする。
  4. "C:\Bin\android-sdk-windows-1.5_pre\platforms\android-1.1"に"sources"をコピーする。
  5. "C:\Bin\android-sdk-windows-1.5_pre\platforms\android-1.5"に"sources"をコピーする。


  1. Eclipseを起動。
  2. メニューのヘルプ−設定を開き、"Android"を選択。
  3. SDKロケーションにAndroid SDK 1.5のディレクトリを入力し、OKボタンをクリック。

  1. プロジェクトのプロパティ−"Javaのビルドパス"を開き、"android.jar"のソース添付のディレクトリが、"C:\Bin\android-sdk-windows-1.5_pre\platforms\android-1.1"であることを確認します。

*1:手動でAndroidのライブラリを設定すれば可能ですが、絶対パス指定のため開発環境に依存することになります