パフォーマンスやセキュリティを強化した「Oracle Database 10g R2」、9月7日より順次出荷開始

OTNからダウンロードしてきたOracle Database 10g Release2 Windows版を動かしてみるとC:\TEMPのディレクトリを勝手に作成してくれる……。
調べてみると「OracleDBConsole」サービスが使用しているPerlモジュールがC:\TEMP固定で一時ファイルを作成している。修正したPerlモジュールは次のとおり。

  • %ORACLE_HOME%\sysman\admin\scripts\db\net\listenerUtil.pl
  • %ORACLE_HOME%\sysman\admin\scripts\db\net\netAdmin.pl
  • %ORACLE_HOME%\sysman\admin\scripts\db\db_instance.pl

Windows上で動くアプリケーションを使用しているとC:\の直下にディレクトリを作成するプログラムが多い(特にデバイスドライバとかサービスで実行するアプリケーション)。もちろん、所定のディレクトリ(プログラムならProgram Filesディレクトリ)にインストールするアプリケーションもあるが、まだまだ統一されていないのが現状。
Microsoft様には、是非Windows版FHS(Filesystem Hierarchy Standard)を作ってほしい。